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Linuxワークステーションで、coreファイルを作成する方法を教えてください。

[Q.]

Linuxワークステーションで、coreファイルを作成する方法を教えてください。

[A.]

理工学KICのLinux環境では、 標準でcoreファイルを生成しないように設定されています。 coreファイルを生成させるには、 お使いのシェルに応じて適宜下記のコマンドを実行してください。

csh、tcsh、zshの場合
% unlimit coredumpsize
bashの場合
% ulimit -Sc unlimited

なお、 この設定は一度ログアウトすると消えてしまいます。 常時この設定を有効にしておきたい場合は、 .cshrcや.zshrcなどの、 お使いのシェルの初期化ファイルに上記コマンドを記述して下さい。

コアファイルの出力場所

ここまでの ulimit の設定が反映されている状態で、自身のプロセスをクラッシュさせるとコアダンプを作成できます。 コアファイルは、/var/lib/systemd/coredump に出力されます

$ ls -l /var/lib/systemd/coredump/
合計 32
-rw-r-----+ 1 root root 26800  7月 10 14:58 'core.a\x2eout.1013740.aa37c3079404420fac4d68f6c2c8535b.40103.1720591118000000.lz4'

上記例の「1013740」部分がプロセスの実行ユーザのUIDです。出力ファイルは、一般ユーザであってもクラッシュしたプロセスの実行ユーザであれば読み込み可能です。
cp コマンドなどで任意の場所にコピーしてから、解析にご利用ください。

最終更新日: 2024年12月20日

内容はここまでです。